プロフィール

日本シーリング工事業協同組合連合会について

日本シーリング工事業協同組合連合会は全国11ブロックのシーリング防水工事業の事業協同組合で構成される組織です。

当連合会は組合員の相互扶助の精神に基づき、組合員のために必要な共同事業を行い、組合員の自主的な経済活動を促進し、かつ、その社会的地位向上を図ることを目指して事業活動を実施しています。

その目標を達成するための５つの基本方針があります。

当連合会は、会員の会費および共同購買事業による収入で運営されています。

事業活動は年一回の通常総会において承認され、理事会・委員会等により実施されます。

特に最近では、日本シーリング材工業会および当連合会の資格である「シーリング管理士」受験資格を一般に開放しました。これにより施工技能を有する「シーリング防水施工技能士（１・２級）」（国家認定）と併せて活用を推進し、更なる高品質の施工の提供並びに業界全体のレベル向上を目指しています。

沿革

1965年、メーカー団体の「日本シーリング協会」（現・日本シーリング材工業会）の第３部会として加入したのが、日本シーリング工事業協同組合連合会の出発点です。「三井霞ヶ関ビル」に始まる超高層ビルの出現、そして、それを実現させたカーテンウォール構法の普及に欠かせなかったのが弾性シーリング材であり、その施工には、材料の特性を熟知し、現場で製品化するという特殊な技術が必要とされ、信頼性向上のための普及活動が求められていた背景があります。

1969年	日本シーリング協会第三部会を退会し、施工業者単独の組織「日本シーリング工事業協会」設立
1979年	各地区の日本シーリング工事業協会を「日本シーリング工事業団体連合会」に改組・名称変更 ※1980年代半ばから、既に法人組織化していた関東・関西地区以外の各地区シ協が相次いで法人組織に改組
1990年	日本シーリング工事業団体連合会を解散し「日本シーリング工事業協同組合連合会」を創立

この間、並びに現在に至るまでの主な活動は次の通りです。

1. シーリング防水技能検定試験の実施・技能士の育成（1978～）
2. シーリング管理士の育成 （日本シーリング材工業会との共同事業（1971～）
3. 国会、官公庁、自治体、旧公団等への「シーリング防水技能士」「シーリング管理士」の活用要請（1990～）
4. 日本建築学会を始めとする関係機関への技術協力。人材派遣

当連合会では、シーリング工事業界におけるリーダーとして、こうした活動を継続実施し、全国レベルでの業界地位の向上・発展に向けて努力しています。

事業目的

日本シーリング工事業協同組合連合会は、建築工事における外壁等のシーリング防水工事の施工品質向上を図り、シーリング工事業の地位向上並びに社会への貢献を目指しています。

平成12年4月の「品確法」に続いて平成17年４月には「公共工事品確法」が施行され、また、「耐震強度偽装事件」の発覚も加わり、世間の建築品質に対する関心は相当の高まりを見せています。

当連合会では、国家が認定する「シーリング防水施工技能士」に加え、業界独自の職能資格である「シーリング管理士」を養成し、両資格者が施工並びに施工管理等に参画することによって達成しうる、より高度な施工品質の提供に努めています。

組織及び運営機構図

役員

会長	出水　裕之	東シ協 副理事長	(株)ジックス
副会長	石黒　健司	東シ協 理事長	(有)石黒建材社
副会長	萬谷　誠	関シ協 理事長	関西シーリング工業(株)
副会長	宮﨑　純	中部シ協 理事長	大信工業(株)
専務理事	内田　浩文	東シ協 専務理事	光栄工業(株)
理事	馬場　哲也	北シ協 理事長	(株)馬場工業
理事	髙橋　真里	東北シ協 理事長	(株)イニテ工業所
理事	苅谷　純	東シ協 理事	(株)マサル
理事	小倉　隆史	静岡シ協 理事長	(株)静岡テイパ
理事	石動　勇	富山シ協 理事長	石動コーキング(株)
理事	𠮷田　忠夫	石川シ協 理事長	(有)ヨシダ
理事	三橋　一弘	関シ協 副理事長	(株)大協建材
理事	槻谷　秀典	中国シ協 理事長	(株)ツキタニ工業
理事	宇田川　直樹	四国シ協 理事長	フルイチ(株)
理事	橋口　律雄	九シ協 理事長	橋口工業(株)
監事	斗成　隆	東シ協 副理事長	大和興業(株)
監事	山本　靖	中部シ協 副理事長	(株)名西